倉庫運営黒字化のためのヒント貨物量の波動を知ろう!

実働8時間一日波動の特徴!

港湾倉庫が扱う貨物の量的な波動は投入した経営資源を100パーセント稼働させて利益の極大化を目指すためには大きな障害と言えるでしょう。波動の期間は1日から年間まであり、期間により対策が異なります。例えば、一日の波動で考えるなら、港湾倉庫の営業時間は8時から17時まで、お昼休みや休憩時間を除いた実働8時間が一般的です。入出庫と保管、貨物取り扱いなどの作業が実働時間中に均等に発生すればいいですが、現実は異なり、一日の波動は与件として受け入れることになるでしょう。

待ち時間の管理が重要になる

戦略的思考としては、まず、貨物が集中する時間帯は来場したトラックを待たせることになりますが、漫然と待たせればサービスの品質低下に直結するでしょう。待ち時間の管理が一日波動では重要なポイントとなり、待ち時間の許容範囲、すなわちトラックを待たせる最大時間を設定して、設定した待ち時間を守れる事務職と現場職を配置しましょう。貨物量が頂点に達する時間帯にはすべての要因がトラックの待ち時間の短縮に集中することが必要です。

できる限り平準化させることを目標に

頂点を除く時間帯に関しては要員と機器に余裕が生じることになりますので、活用方法を検討するといいでしょう。非集中時間帯に限定して処理をする業務の種類と量を常に把握しておき、一日の波動をできる限り平準化させることが大事になります。例えば、事務職なら入出庫伝票を貨物管理システムに入力したり、保税台帳の記入をおこなったり、作業記録を集計し荷主宛の請求書などを発行し、現場職は入庫貨物の保管場所への移動とはい付けをおこなったり、はい替えにより保管スペースの整理をしたりするといいでしょう。

倉庫は、物品などを保存・収納するための建物です。食材を保管する場合は冷蔵・冷凍機能が搭載され、美術品などの場合は空調が完備されています。